鉛筆のようなものが目に入ってしまった場合、すぐに取り出さなければならないでしょうか? 答:眼球に刺さった異物は原則として無理に引き抜くべきではありません。清潔なワイングラスを異物のある目にかぶせ、ガーゼで覆い、包帯で固定して医療機関を受診する必要があります。できるだけ歩かないで、車での移動をおすすめします。 「目に入った」といった場合、どのように対処すべきでしょうか? 答:一般的に「目に入った」というのは医学的には結膜嚢異物を指します。砂ぼこりなどが目に飛び込んだとき、刺激を感じて手やハンカチで目をこすってしまうことが多いですが、これは問題を解決するどころか角膜を傷つけたり、角膜に異物が残ったりする可能性があります。正しい方法はまず軽く目を閉じるか瞬きをして、浅い位置にある異物を涙と一緒に排出させるか、または上まぶたを二本の指で軽く持ち上げて、救助者が目に向けて軽く息を吹きかけ、涙を誘発させて砂ぼこりを洗い出すことです。この方法が効果的でない場合は、まぶたをめくり直接異物を探すことが必要です。まず患者に目を上に向けるように指示し、救助者は下まぶたを軽く開いて異物を探します。特に下まぶたと眼球の接合部には異物が残りやすいので注意深く探す必要があります。見つからない場合は、上まぶたを開けて探すか、またまぶたの縁や白目の部分も確認します。異物を見つけたら、清潔なハンカチの端を使って軽く取り除きます。角膜に異物が残った場合は速やかに除去することが重要です。 目が腫れてしまった場合や外眼美容手術後に青アザが出た場合、温冷どちらのパックを行うべきでしょうか? 答:私が経験した開眼角手術を受けた患者では、術後に結膜が充血し、下まぶたが黒紫色になったため、冷罨法を推奨しました。2週間後には徐々に回復しました。外力による打撃を受けた場合、眼窩周囲の組織は血管が豊富に分布しており、鈍性の打撃により皮下出血が起こり、大規模な青アザが現れることがあります。このような状況では揉んだり温熱パックを行ってはいけません。むしろ即座にアイシングバッグや冷たいタオルで局所冷却を行い、腫れや痛みを和らげることが望ましいです。24時間後からは温熱パックに切り替えて、局所の鬱血吸収を促進します。 家事をしているときに消毒液が目に入ってしまった場合、どのように対処すべきでしょうか? 答:日常生活において、トイレ掃除用洗剤、果汁、洗濯粉、足の雑菌治療薬、石灰などといった物質が目に入ることがあります。これらの物質が目に入った場合、強い刺激症状(例えば目痛、焼けつくような感覚、涙、目を開けられない等)が即座に現れます。化学物質による目への損傷は深刻であり、通常、アルカリ性のものの方が酸性のものよりも重篤です。化学物質によるやけどが起きた場合、可能な限り早く大量の水で反復的に洗浄することが求められます。洗浄時にはまぶたをめくり、眼球を回転させ、結膜嚢内の化学物質を完全に洗い流すことが重要です。自己救済後は直ちに関連する病院でさらに系統的な治療を受けるべきです。 片方の目が怪我で失明すると、もう片方も失明するという話は本当でしょうか? 答:その可能性があります。医学的にはこれを「交感性眼炎」と呼びます。片方の目に穿通傷が生じた場合、全身の免疫系の作用によってもう片方の目にも炎症が起き、失明する可能性があります。これは怪我から2〜8週間後に多く発生します。そのため、眼外傷後は適切に縫合し、もう片方の目の視力状態にも注意を払うことが重要です。何か問題があればすぐに医療機関を受診してください。