(1)状態モニタリング：ケトアシドーシスや高浸透圧性昏睡の可能性がある、またはあった患者については、バイタルサインや患者の状態変化を注意深く観察し、24時間の水分摂取量と排出量を記録する。点滴やインスリン治療の過程では、1~2時間ごとに尿糖、尿ケトン、血糖、血中ケトン、血中カリウム、血中ナトリウム、二酸化炭素結合能などの検体を採取し、モニタリング結果を適時に指導医に報告して治療を行う。

　　(2)直ちに2本の静脈アクセスを開き、医療指示を正確に実行し、水分とインスリンの摂取を確保する。

　　(3)患者はベッドで絶対安静にし、保温に注意し、低流量の持続的酸素吸入を行う。褥瘡や二次感染を防ぐために生活ケアを強化し、昏睡状態の患者には昏睡に応じたケアを行う。

　　ケトアシドーシスの蘇生には水分補給が重要であるため、規定の時間内に水分摂取を完了させる必要がある。