脳梗塞後の手足のしびれについては、脳梗塞の後遺症と考えられている。患者には二次的な脳血管障害の予防を開始するよう勧められる。

いわゆる脳卒中の二次予防とは、すでに脳卒中を発症している患者が、脳卒中の再発を予防しつつ、症状の改善と死亡率の低下を目的として、適切な予防・治療措置を講じることを意味する。脳卒中二次予防には主に2つの方法がある。一つは危険因子のコントロールであり、もう一つは確実で持続的な薬物治療である。

脳卒中の二次予防は、以下の主要な分野に焦点を当てるべきである：

1.血圧の適切なコントロール

2.血中脂質レベルの適度な調節

3.糖尿病のコントロール

4.抗血小板薬の服用

5.禁煙とアルコール制限

6.適度な運動

7.合理的な食事と体重管理

8.良好な精神状態と情緒の安定