高血圧と糖尿病の本当の治療法があれば、国はすぐにそれを全国に広めるだろう

高血圧や糖尿病の本当の治療法があるのなら、病院はそれを地域社会に宣伝しないだろう、と言う人もいるだろう。そうすれば、病院の儲けは減るのではないか？

本当にそうだろうか？

中国の18歳以上の高血圧有病率は約30％で、毎年多くの医療費が高血圧によって消費され、高血圧による心血管疾患、脳血管疾患、腎障害、眼底障害によってさらに多くの医療費が消費されている。

糖尿病も同様で、有病率は約10.4％、つまり10人に1人が糖尿病の可能性がある。血糖値のコントロールがうまくいかない状態が長く続くと、糖尿病性腎症、糖尿病性足症、糖尿病性網膜症、糖尿病性末梢神経障害などの合併症を引き起こしやすくもなる。

毎年、糖尿病と糖尿病合併症によって消費される医療資源は、高血圧症に劣らない。

したがって、もし高血圧と糖尿病の本当の治療法があれば、国はすぐにそれを全国に拡大し、患者の財政支出を減らし、健康保険への圧力を緩和するだろう。

もし本当にこの2つの病気の治療法や薬を発明した人がいたら、その人は国宝級の大金持ちになるに違いない。世界一の大金持ちだ。